今週のギアス感想(超ネタバレですよ?)

@面白かったところ
・一機のナイトメアフレームが戦局を変える描写がなく、戦術メイン戦だったのが面白かったところ。
(来週はそういうのがありそうやけどw)
・一見、空想・無知平和主義っぽくみえるナナリーがフレイヤ核兵器っぽいやつね)の発射スイッチを押す決断をして、実際に押したところ。
・冒頭のルルーシュの、妹のナナリー生存、敵対という事実を前にしたときの一瞬の同様の後の冷静な対応、そしてその中に感じる、ナナリーへの優しさ(´;ω;`)
ルルーシュやっぱり優しいね。
シュナイゼルの「フレイヤを戦争を行う全ての地域に落とし、戦争をなくし、自分が人類を教育する。」っていうう、まあ、実際の今の大国と同じような考えの語りと、それに反対して銃弾に落ちるネリ様。
今まで、ネリ様がシュナイゼルの腰巾着みたいになってて評価落ちまくりだったのがここで回復。
まあ、シュナイゼルとネリ様の器のでかさの違いをみれば仕方ないんですけど。
いや、ネリ様は超才女ですよ。好きですし。ユフィよりネリ様が好きです。でも、シュナイゼルルルーシュがさらに器がでかいだけ。まあ、ルルーシュは優しすぎる(BY C.C.)からちょっと微妙やけど、でもそんなルルが一番好き。



にしても、ルルはすごーーく多くの人の命と幸せと権利を奪っているのに、それでもルルに幸せになって欲しいと思うのは、物語の凄いところやね。
こういうのはギアスに限った話じゃないけど。



こういうの見ていると、犯罪者にも幸せになる権利っていうかな、なっていいと思う。
まあ、実際の犯罪者がルルみたいな優しさを持っているかはべつの話ですけど。
シャーリーも言ってったやん。
「許せないのは、許そうとしていないだけ。」って。
この辺はキリスト教の考えに共感できる。
死刑とか終身刑より、生きてこそ罪は償えると思うし、もっと言えば、償いの判定なんて誰にもできないから、生きて何かしようとすることが大事やと思う。



くどい様やけど、実際の犯罪者が優しさを持ってるかどうかは、知らん。
それが分からんからとりあえず死刑にしちゃうんじゃねぇ、って感じでしょうか。



でも、これはもうどうやっても、ルルは幸せにはならないね(´;ω;`)
最後に、ナナリーと和解するのはかなり無理があるし。
ルル好きの俺には悲しいところだ(´;д;`)
まあ、ギアスやったら無理やりそうしかねないけど。



あと、ギアスって話の中で、何実に、
ナショナリズムとか戦争のむなしさを伝えているね。結局、何かに利用されているだけって。
もちろん、ここから「武力はんたーい」ってなるのは飛躍っていうか、ちょっとかわいそうな頭の人やと思うけど。
少なくとも、文化・歴史的には保守的な俺も、もう日本の独立とかより、ルルーシュがどうなるかで頭がいっぱいやし。
(関係ないですけど、経済・福祉的には左よりですよ、俺は。)



ま、俺は、べつに日本って言う国がなくなっても、
元日本国民が差別されずに自立して生きていけるなら、無くなってもいいとは思うんですけどね。
皇室は何かしらの形で残して欲しいけど。
(あと、他国の王室もね)
それが現実的にありえず、他国に併合されるかそれに近い形になった場合は不当な差別が待ってるだけやから実際には反対なだけで。