合衆国と合州国

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幕府の役人が驚いたのは、国の首長が世襲ではなく国民の投票で決まることです。1850年代のヨーロッパは、オランダ、イギリス、フランス、プロシアオーストリア、ロシア、スペイン、ポルトガル、イタリア各王国など、ほとんどが王国・帝国です。当時は共和国というのが珍しかったのです。

そこで幕府の役人は中国の古典をひもといて、周礼に述べられている「合衆」という政治形態がアメリカのものに良く似ていることを発見しました。そこでアメリカを「合衆国」と名づけたのです。「州」が集まったという概念ではないのです。その後、「共和」という名称もあったことがわかってきて、首長を選挙で選ぶ国は「共和国」と呼ぶことになったのです。ただ、メキシコ合衆国は例外的に合衆国です。

おお。
まあ、当時は、黒人を奴隷にして、白人は過酷労働無しにお金持ちになったわけですけどね。
優越意識に支えられた共和制。
構造化、体制化された差別。それも民主主義の上で。