共産党・志位和夫の代表質問

お昼に時間があったので、NHK綜合で見ていたんですが、
これを見て思ったのは、やっぱり自分には支持政党ねぇーなーってこと。



共産党の質問は以下の通り。
沖縄戦の集団自決に関する教科書記述問題(これは見てない)
ワーキングプア、日雇い労働の問題
法人税引き下げ、株主配当金引き上げの問題
・消費税の問題、そのまま、歳出削減から、軍事費、とりわけ、米国との関係での軍事費の問題
・で、先の参院での自民党の敗北は、自民党歴史認識に問題があるらしいってことを声高々に。要するに、東京裁判史観を持てって事でしょう。



ワーキングプアについては、ほとんど共産党に同意見。
週に40時間働いてる人には、それが派遣だろうが、バイトだろうが正社員だろうが、月に20万の所得は保証すべき。
そもそも20万稼いでも、住民税・国民年金・健康保険を払ったら、16万しか残りませんしね。
で、病気なんかの事も考えたら、それでも足りないぐらい。地域によってーとか言うけど、家賃が安いようなところに人が集まれば、人の密集、極所化も防げるじゃないですか。あとは、防犯、住み易い街づくりを勧めればいい。
はっきり言って、それをできない会社は会社、役割を持った社会的共同体として成り立っていないので、倒産すべきと思う。
自由至上主義経済で言うところの淘汰ですよ。
どうせ、淘汰の原理が必要なら、こういう風に使えばいいと思います。
もちろん、頑張れば立ち直れる中小企業への配慮は必要ですけど、
株主や役員が大儲けしてて、中堅社員も年収600万超えているような会社の、
子会社、関連会社、下請け先に雇われている社員やバイトが、
憲法で補償されている健康で文化的な生活」を送れないなんて論外。
法人税、株主配当金については、まあ、徐々に引き上げ、引き下げを図ればいいと思うから同意見。



でも、他がね…
沖縄の集団自決の強制については、明確な証拠があるものについてはそう書き、「こう予想できる、こうにきまっている。」という憶測レベルのものは、あくまで、憶測・推測であると明記した上で、教科書に書けばいいと思う。もちろん、それに反論する史家がいれば、その意見も書いて。証拠が無いものを書こうってんなら、そこまでしないといけないと思う。
 もちろん、自分は、一件も集団自決の強制が無かったとは思ってませんけどね。沖縄現地の指導層が本土に気に入られるために、皇国史観を押し付けた事実もあるみたいですし、
末端の兵隊が、独断でやった可能性はもちろん否定はできない。ただ、「あった。」という側が証拠を出さないといけないのは常識。証拠が無いものをあったと書くなら上記ぐらいの事は必要でしょう。
 歴史認識自民党が負けたというのは、共産党、ついでに社民党の妄想。



 米国との関係については、アメリカが好きとか嫌いとか、東京裁判史観を受け入れるとか、受け入れないとか、アメリカの自由と民主主義という価値観の他国への強制を受け入れるか受け入れないかといった問題とはべつに、
アメリカとの親密な関係が無ければ、日本は石油資源及び、その運送に必要なシーレーンを確保できない。」
当にこれにつきる。
自分は、軍事力は、本土領海領空の保全と、石油資源及びシーレーン、ならびに貿易通路の確保というレベルで必要だと考えていますが、その理念に照らしても、米国との今の関係は間違っているとは思えない。



で、結局、今書いただけの考えでも、もう一致する政党が無いんですよね。
どうしたもんか。